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伝統太極拳と八卦掌の専門教室
感染予防を徹底し、活動継続中!

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楊式太極拳 攬雀尾 ポン勢の用法例の写真
福岡伝統太極拳 湧泉会の門是「健身と護身、生涯の財産を自分の中に」のロゴ

福岡県筑紫野市と福岡市南区で伝統太極拳(楊式、陳式、古伝)や八卦掌(馬貴派、宋派、程派)、太極剣、太極刀などの中国武術を専門に指導している太極拳教室です。 

心身の健康と生涯の趣味、そして生涯の友人を作る場として2003年より活動を開始。21年目となりました。

伝統本来の指導法で、太極拳の本質である【内功】の習得を目的に練習を行っています。

伝統太極拳 湧泉会とは?

太極刀を練習する伝統太極拳 湧泉会の会員達の写真

太極拳・八卦掌・中国武器術を三本の柱とし、徹底した内功の養成と、太極拳や八卦掌の実用性についても研究してきた団体です。

その過程で、拳法と武器術の共通原理を探り、生物体本来の健康体を求め、【生涯武道】としての太極拳を目標としています。

また、初心者や健康目的の方には無理な指導はせず、段階別の指導を行っています。

湧泉会の特徴
  1. 太極拳・八卦掌・中国武器術の三本柱
  2. 徹底した内功の養成
  3. 太極拳や八卦掌の実用性の研究
  4. 各段階に分かれてのグループ別指導

教室の規模を無理に拡げるよりも、真剣に学びたい方に、真剣に指導するというのが当会の指導方針です。

当会の特徴について、より詳しくは、湧泉会の特徴】のページをご覧下さい。

湧泉会の特徴のロゴ
福岡伝統太極拳 湧泉会の特徴福岡伝統太極拳 湧泉会の特徴について、「伝統太極拳の練習体系」,「内功の養成」,「太極拳や八卦掌の実用性」、「太極拳と武器術」、「太極拳の健康面」、「伝統太極拳を学ぶ上での心得」を簡潔に紹介しています。...

伝統太極拳の特徴と魅力

女性会員による陳式太極拳の写真
女性会員による陳式太極拳。正しい理論と練習を積み、女性でも凛(りん)とした太極拳を身に付ける。

太極拳には、近年新しく制定された太極拳と、中国の動乱の歴史を乗り越え、伝わってきた伝統の太極拳とがあります。

伝統太極拳の特徴
  • 内功の養成を目的とした練習体系
  • 護身術的効果と武器術の習得
  • 身体についての深い探求

伝統太極拳には、上記のような特徴がありますが、そのすべては【内功】といったものに集約されていきます。

太極拳の練習体系は、内功を養成を目的とし、内功によって生じた力や動きを、護身術や武器術として活用し、内功を整える事によって、健康体を作っていきます。

では、この内功とは一体どういったものなのでしょうか?

太極拳の本質、内功とは?

太極拳の本質、内功とは?のロゴ画像
内功とは、内面の功と書きます。功とは積み重ねてきた技術や能力という意味です。

直訳すれば、身体の内面に養った技術や能力という事になります。

身体内面の技術や能力と言うと、何か神秘的なイメージがしますが、実際には体を動かすための機械的な仕組みや構造の事を言います。

一つの例としては、からくり人形があります。

からくり人形のイラスト
からくり人形の外見は、ただの人形ですが、その内側には、腕を動かすための仕組みや、移動するための機械的な構造が隠れています。

この表面的には見えない部分が、からくり人形の本質と言えます。

同様に時計などの精密機器の内面は、外見からは想像できないほどの精巧な仕組みがあります。

時計の写真
時計の内部構造の写真

つまり内功とは、外側からは見えない内面的な匠(巧み)な技術や構造の事です。

太極拳の本質は、この内功を養成し、活用する事にあります。

伝統の太極拳は、本来は武術として伝承され、この内面的な動きを徹底的に研究、工夫してきた拳法です。

内功について、より詳しくは下記リンクをご覧ください。

太極拳の本質、内功とは?のロゴ画像
太極拳の本質、内功とは?太極拳の本質である内功とは?その意味や内功の練り方、鍛え方、鍛錬法について実例を用いて紹介しています。...

内功の養成を目的とした伝統太極拳の練習体系

この内功をいかに身に付け、どう活用していくかを、歴代の拳士達が研究してきたのが伝統太極拳の練習体系となります。

陳式太極拳 金剛搗碓応用例の写真
陳式太極拳 金剛搗碓の用法例

伝統太極拳の練習体系は、大別すると、単練(一人稽古)と対練があり、その発展形として武器術があります。

伝統太極拳の練習体系
  • 単練(站樁、歩法、基本功、技法、套路)
  • 対練(推手、化勁、用法、対打、散手など)

太極拳の単練(站樁、歩法、基本功、技法、套路)

単練とは単独での練習(一人稽古)という意味です。

単練には、站樁、歩法、基本功、套路(型)などの練習法があります。抜粋して紹介します。

站樁功

太極拳の站樁の写真
太極拳の站樁(下按樁)站樁の意味は、杭のように立つという意味です。

太極拳の基本姿勢を身に付けると共に、武術的な骨格や全身のつながりを作る稽古法です。

站樁について詳しくは【太極拳と站樁】のページで解説しています。

站樁(たんとう)とは?のロゴ
太極拳と站樁(たんとう) 太極拳の練習に站樁功を取り入れている方も多いと思います。 では、なぜ站樁の練習を行うのでしょうか? 今回は、站樁の...

太極拳の歩型と歩法

太極拳や八卦掌などの中国武術には、いくつかの代表的な歩型と錬功法としての歩法があります。

太極拳の歩法練習の写真
太極拳にとっての歩法とは、体軸の移動を伴なった重心移動の事を言います。

太極拳の歩法練習には、定位置で行う定歩、移動しながら行う活歩、そしてその場で転身する換歩などがあり、それぞれに前後、左右、斜行などの方向があります。

太極拳の歩法について詳しくは【太極拳の歩法】のページをご覧ください。

八卦掌の順勢掌
太極拳の歩型と歩法太極拳や八卦掌などの中国拳法の代表的な歩型と錬功法としての歩法について紹介しています。...

太極拳の基本功

基本功は、各派で様々な捉え方がありますが、当会では主として太極拳独特の身体の使い方や力の出し方を学びます。

太極拳 起勢式。套路(型)の最初の動作でもあります。

起勢は車で言えば、エンジン(動力源)にあたる功法です。身体の膨張→圧縮のサイクルにより、太極拳運動に必要な圧力を生成する練功法です。

青龍探爪は、起勢で発生させた圧力を、前後の力へと変換する功法です。体内に上下のピストンを作る事により、前方へと力を発します。
内功による運勁図
青龍探爪の運勁図。青龍探爪の内面では、上記のような構造で、前方へと力を按出します。

このように当派の基本功では、上下、前後、開合、三方向への円、螺旋などの力(勁)を発生させる仕組みを習得していきます。

陳式太極拳の斜行拗歩(単鞭)。体内で発生させた螺旋状の力を左右(開)や凝縮して前方へと発する技法。

基本功について詳しくは、【伝統太極拳の基本と練習体系】のページで紹介しています。

会員達による太極拳の推手対練の写真
伝統太極拳の基本と練習体系(基礎~初級)太極拳の基本功を中心に太極拳の基本姿勢、歩法、基本動作、陳式太極拳の基本功、太極拳の基本技法、初級套路(型)など太極拳入門者が学ぶ基礎的な練習方法を紹介しています。...

太極拳の套路(型)

当会では、主として陳式太極拳と楊式太極拳、上級者には古伝の楊式小架式などの套路(型)を指導しています。

初心者用に編成した陳式太極拳の基礎套路(全八勢)
楊式太極短棍。楊式太極拳の各技法を短棍で表現している当会独自の套路

楊式太極短棍については こちらのページ をご覧下さい。

〇 当会で指導している太極拳の套路(型)は、【伝統太極拳の型(套路)】のページで紹介しています。

太極拳の対練(推手、対打、化勁、用法)

太極拳の対練には、推手、化勁、対打、用法練習などがあります。

推手(すいしゅ)

推手は、相手と接した状態で行う対人練習の総称です。

推手には、単推手、双推手、四正推手などの種類があり、また定位置で行う定歩推手と移動しながら行う活歩推手があります。

推手の目的など詳細は、太極拳の推手のページで紹介しています。

会員達による太極拳の推手対練の写真
太極拳の推手について(基本編)太極拳の対人練習の一つである推手について、推手の目的と基本、種類、応用例、また化勁への発展までを紹介しています。...

四正推手

会員達による太極拳の四正推手の写真
四正推手は、四正手(掤、捋、擠、按)を用い、太極拳の攻防の要を学ぶ推手です。

四正推手については、以下のページで詳しく解説しています。

四正手(掤、捋、擠、按)の方向図のイラスト
四正推手(掤、捋、擠、按)について 太極拳の推手という対人練習の一つに四正推手という練習法があります。本ページでは、当派の四正推手の意味や特徴、また分解写真を用い...

楊式太極拳 対打

対打は、当会では四正推手の発展形として学ぶ、太極拳の対練套路です。

楊式太極拳 対打の前半部分(一部抜粋)

対打を通じ、太極拳独特の間合いや拍子を学んでいきます。

楊式太極拳 対打については、以下のリンクで詳しく紹介しています。

楊式太極拳 対打のロゴ
楊式太極拳 対打 当派に伝わる楊式太極拳の対打套路と技法について紹介します。 楊式太極拳 対打とは 当派に伝わる楊式太極拳 ...

化勁(かけい)とは?

化勁は、相手の力を無力化させた上で、吸着化(一体化)させ、相手をコントロールする技術です。

掌を用いた推手から化勁への変化の一例。

これらの技術がそのまま実戦の役に立つ訳ではありませんが、化勁を用いる事で、攻撃に転じる時間的、空間的な間(ま)を作る事ができます。

化勁には、手や前腕部を接して行うものと、相手の体幹部に直接作用させる化勁があり、詳しくは、以下のリンクをご覧下さい。

太極拳のポン勢で化勁をかけている写真
太極拳の化勁について(基本編) 皆さんは、太極拳の化勁(かけい)についてご存知でしょうか? 化勁の解釈は、門派によって様々ですが、現段階で私が理解してい...

用法練習

用法練習は、太極拳の各技法の使用法を抜粋して練習するものです。

用法には、打法、摔法(投げ技)、擒法(関節技)、拿(圧法)などがあります。

摔法の一例。つかまれた手首から纏絲をかけ、そこから更に大きな渦(うず)に相手を巻き込んでいきます。陳式太極拳 斜行拗歩の応用例。

このように伝統太極拳の摔法や擒法では、化勁によって相手の抵抗を無力化し、内功によって生じた力で崩す事を特徴としています。

陳式太極拳 斜行拗歩の打法応用の一例。肩を押さえてきた相手の両腕を巻き込んで、肘打ちや手刀で反撃します。

最初は両肩を押さえられた状態から始め、次に触れられる瞬間、そして打撃にも対処できるよう練習していきます。

太極拳の対人練習は、太極拳の対練のページにまとめてあります。

太極拳の対練のロゴ
太極拳の対練太極拳の対練(推手、化勁、用法、対打、散手など)について紹介しています。...

伝統太極拳の実用性に興味のある方は、以下のページもご覧ください。

〇 中国武術の手型と技法の関係については、中国拳法の手形と技法で解説しています。

〇 中国武術の蹴り技に関しては、中国拳法の蹴法で紹介しています。

〇 陳式太極拳の用法例は、陳式太極拳の技法研究で紹介しています。

〇 楊式太極拳の技法は、楊式太極拳の技(用法)にまとめてあります。

伝統太極拳については、以下のぺージもご参考ください。

〇 当会で指導している太極拳の種類は、伝統太極拳の種類のページで紹介しています。

〇 太極拳の武術的な側面については、太極拳の実用性の研究で考察しています。

〇 中国武術を学ぶ上での独特の風習や習慣については伝統拳を学ぶ心得に記載しています。

八卦掌(はっけしょう)とは?

八卦掌の走圏の写真
八卦掌の走圏

八卦掌は、1800年代中期、清の皇族に仕えていた 董海川(とうかいせん)が創始した中国武術の一派です。

穿掌や撞掌など、掌を中心とした技法が多用されるため、八卦拳ではなく八卦掌と呼ばれています。

走圏を中心とした独創的な理論と練習体系を有し、身体を強靭にすると共に技撃的な要素を有しています。

八卦掌の攻守の基盤となる技法である 穿掌(せんしょう)
八卦掌の唯一無比の套路(型)である単換掌。

〇 八卦掌の概要については、八卦掌の特徴と基本のページで解説しています。

〇 八卦掌の技法については、八卦掌の技法のページで紹介しています。

〇 当会で指導している八卦掌の流派は、八卦掌の種類をご覧下さい。

程廷華派老八掌 順勢掌。順勢掌も八卦掌各派で採用されている重要な套路の一つです。

八卦掌について、より詳しくは、八卦掌の専門サイトである福岡八卦掌研究会でも紹介しています。

中国武器術(刀、剣、棍、槍)

陳式太極剣の斜飛勢の写真
陳式太極剣 斜飛勢

武術が本当に必要だった時代の護身術は、素手の拳法ではなく武器術でした。

太極拳発生の地と言われる陳家溝は、元々武器術が盛んな土地でした。それ故、太極拳の発生には、武器術の原理が大きく影響しています。

伝統太極拳がどのような過程を経て発生したかは、伝統太極拳の歴史のページで解説しています。

当会では、武器術に関しても独自の練習体系を有しており、段階に応じて刀、棍、剣、槍などの武器術を学んでいきます。

陳氏太極剣 活歩 撩剣
中国棍術 劈棍

〇 太極剣や太極刀の基本は、太極拳の剣と刀の基本のページで紹介しています。

〇 陳式太極剣に特化した、基本功や基本技法は、陳式太極剣の基本のページをご覧下さい。

〇 中国棍術や槍術の基本は、中国棍術と槍術の基本のページで紹介しています。

〇 当会で指導している中国武器術は、中国武器術の種類をお読み下さい。

内功を練る 舞花棍

太極拳・八卦掌 教室の受講案内

当会では、以下の3つの形態で太極拳や八卦掌の指導を行っています。

  • 定例教室
  • オンラインレッスン
  • 個人レッスン

福岡市と筑紫野市の太極拳教室

福岡県筑紫野市と福岡市南区で、太極拳や八卦掌の定例教室を開催しています。

教室日時場所
筑紫野教室 日曜14:00~(月3回) 筑紫野市石崎
福岡教室 月曜18:00~(月2回) 福岡市南区清水
定例教室の練習日時

※ 福岡教室は、2023年4月より博多区から南区へ移転しました。

正確な練習日時や場所は、【今月の練習日】のページにてご確認下さい。

各教室の詳細は、【教室紹介】 にて紹介しております。

入会や体験を希望される方は、【受講案内】をご覧下さい。

太極拳教室の体験申込

古伝太極剣を練習する会員達の写真
古伝56式太極剣

定例教室での学習を希望する方は、初回体験(50分間/2,000円)を受付ています。

初回体験では、実際の太極拳や八卦掌の動きをお見せし、当会で学ぶ上での概要を説明します。

体験の申し込みは、下記、【初回体験申込】のページより、お申込み下さい。

必ず事前の予約をお願いします。

体験の申込

当会の指導員のプロフィールは、こちらのページで紹介しています。

太極拳のオンラインレッスン

楊式太極拳の主要となる9つの基本技法にて編成した基礎套路です。(演武時間2分)

定例教室に通えない方や遠方の方にはオンラインでの個人指導も行っています。

オンラインレッスンの詳細は、こちらのページをご覧下さい。

太極拳や八卦掌の個人レッスン

定例教室に通えない方で直接学びたい方や、武術として本格的に学びたい方には、個人レッスンで対応しています。

個人レッスンの概要は、こちらのページをご覧下さい。

太極拳の分脚の応用例としての膝蹴りの写真
個人レッスンでは、本格的な武術としての太極拳や八卦掌の指導も行っています。

太極拳や八卦掌の最新記事

今月の最新記事を紹介します。

記事更新のお知らせ

当サイトでは、本当に必要な記事のみを掲載していくのをコンセプトとしており、気付いた事があれば、随時、過去記事の加筆改訂を行っています。

指導員略歴のページを加筆改訂しました。10月7日 NEW!

四正推手のページを加筆改訂しました。4月12日

推手についてのページを加筆改訂しました。4月11日

会員の方は、目を通しておいて下さい。

指導員プロフィール

当会の指導員の八卦掌の順勢掌の写真

当会の指導員の略歴については、指導員略歴】をご覧下さい。

当会での学習や体験を希望される方は、【受講案内】をご覧下さい。